Paris則【材料力学用語辞典】

今回の内容

この材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく説明していきます。今回の用語は「Paris則」です。

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まとめ

• き裂先端の応力拡大係数Kが材料の破壊靭性値以上のとき、1回の負荷でき裂が進展して破壊する。
• 繰り返し負荷による応力拡大係数の範囲ΔKが下限界応力拡大係数未満のとき、き裂は進展しない。
• 応力拡大係数範囲ΔKが下限界応力拡大係数以上で破壊靭性値未満のとき、き裂進展速度はパリス則da/dN=C(ΔK)^mに従う。Cとmは材料によって決まる定数。

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