シュミットの法則【材料力学用語辞典】

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材料力学用語辞典
  • 材料力学を勉強している人、材料力学を使っている人向け
  • 材料力学に出てくる専門用語を理解しよう!

今回の内容

この材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく説明していきます。今回の用語は「シュミットの法則」です。

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まとめ

  • すべり変形が生じる面や方向は結晶構造に依存し、結晶毎にすべり系(すべり面やすべり方向)が決まる。
  • 単結晶に垂直応力σが生じるとき、すべり面の法線と荷重のなす角をφ、すべり方向と荷重のなす角をλとすると、すべり面に生じるせん断応力(分解せん断応力)τは次式。
    • τ=σ (cosλ・cosφ)
  • cosλ・cosφ がシュミット因子で、0~0.5の範囲の値。
  • シュミットの法則は、すべり系の分解せん断応力が臨界分解せん断応力を超えるとすべり変形が開始する考え。

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