マイナー則(線形累積損傷則)とは?負荷の大きさが変化するときの疲労寿命を求める方法です!

zairiki
一歩踏み込む材料力学の教室【中級編】
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  • このシリーズで材料力学の踏み込んだ内容を理解しよう!

今回の内容

今回はこの教室の17回目として、「マイナー則(線形累積損傷則)」を紹介します。

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まとめ

  • 応力振幅が変化するときの疲労寿命は「マイナー則」を用いて評価する。色々な大きさの負荷による疲労損傷が累積して限界に達すると疲労破壊する説。線形累積損傷則や線形被害則と呼ぶこともある。
  • 疲労損傷の計算では、全ての応力振幅についての「生じる回数/その応力振幅の破断回数」を足し、1に達すると破断と判断。
  • 有限寿命設計では、疲労限度以下の応力による損傷も考慮できる修正マイナー則を用いることが多い。

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