有限要素法のソリッド要素、シェル要素、ビーム要素とは?解析対象が同じでも使う要素の種類で計算結果や計算時間が大きく変わります!

zairiki
材料力学からさらに踏み込む有限要素法(FEM)の教室【応用編】
  • 初級編(中級編も推奨)を見終わって、有限要素法(FEM)を使う人向け
  • このシリーズで有限要素法を使いこなそう!

今回の内容

今回はこの教室の2回目として、「ソリッド要素、シェル要素、ビーム要素」を紹介します。

再生できない方はこちらからどうぞ

まとめ

  • ソリッド要素は、6面体などの体積を持つ要素。詳細な応力分布の表現に適するが、計算時間が長い。
  • シェル要素は、厚さを持たない要素。用いるには中立面の算出が必要。計算時間は短い。
  • ビーム要素は、体積や面積の無い梁モデルの要素。断面二次モーメントや断面係数の算出が必要。詳細な応力分布は表現できないが、計算時間は極短。
  • 必要な精度や使える時間に応じて使い分けたり組み合わせて使用することが有効。

関連する内容

次へ ③有限要素法の1次要素、2次要素とは?同じ様に要素分割しても計算精度や計算時間が大きく変わります!

前へ ①有限要素法(FEM)とは?複雑な構造の変形や応力を計算できる方法です!

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