陰解法と陽解法とは?有限要素法の解法の種類で、扱う問題によって向き不向きがあるので適した解法を選べる様になりましょう!

zairiki
材料力学からさらに踏み込む有限要素法(FEM)の教室【応用編】
  • 初級編(中級編も推奨)を見終わって、有限要素法(FEM)を使う人向け
  • このシリーズで有限要素法を使いこなそう!

今回の内容

今回はこの教室の6回目として、「陰解法と陽解法」を紹介します。

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まとめ

  • 有限要素法には、各ステップで連立方程式を解く陰解法と、連立方程式を解かずにステップを進める陽解法がある。扱う問題に適した解法の選択が重要。
  • 陰解法は、1ステップの計算時間は大きいが、時間増分を大きくできる。静的や準静的な問題に適す。
  • 陽解法は、1ステップの計算時間は小さいが、時間増分が小さくなる(クーラン条件で上限が決まる)。衝突や落下などの短時間の現象や、塑性加工など非線形性が強い問題に適す。

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