応力特異場をどう扱う?FEMを使うときに誰もが悩むポイントです!

zairiki
材料力学からさらに踏み込む有限要素法(FEM)の教室【応用編】
  • 初級編(中級編も推奨)を見終わって、有限要素法(FEM)を使う人向け
  • このシリーズで有限要素法を使いこなそう!

今回の内容

今回はこの教室の9回目として、応力特異場の扱い方を紹介します。

再生できない方はこちらからどうぞ

まとめ

  • き裂先端や角部、異材接合端部など、形状や材料が不連続な位置は応力特異場になり得る。き裂先端の応力は先端からの距離の0.5乗に反比例し、指数は形状や材料で変わる。 
  • 応力特異場を詳細に評価する時、局所的な応力分布を両対数グラフで整理して、拡大係数や指数を求める。
  • 溶接部の様にマクロな応力分布を評価する時、応力特異場近傍の1~2点の応力値で求まるホットスポット応力を使用。
  • 形状や材料が同じ特異場の局所的な応力を相対評価する時、要素寸法を揃えて一定距離離れた位置の応力を使用。

関連する内容

次へ ⑩複数部材の界面をどう扱う?応力やひずみの不連続な分布を適切に扱いましょう!

前へ ⑧材料モデルとは?色々な材料を有限要素法で扱うためのモデルです!

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