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材料力学用語辞典
- 材料力学を勉強している人、材料力学を使っている人向け
- 材料力学に出てくる専門用語を理解しよう!
今回の内容
この材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく説明していきます。今回の用語は「転位」です。転位は、結晶が塑性変形するときに大きな役割を果たします。どの様な現象か理解しましょう。
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まとめ
- 一般的な金属結晶の原子は、完全には規則的に整列しておらず、格子欠陥を含む。空孔や格子間原子などの点欠陥、転位の線欠陥、自由表面や結晶粒界などの面欠陥がある。
- 結晶が塑性変形するとき、すべり面全体が同時にすべり変形はしない。原子間結合の切断と別原子との再結合を繰り返しながら転位が移動し、すべり変形が生じる。
- 代表的な転位に刃状転位とらせん転位がある。実際の結晶では、純粋な刃状転位やらせん転位ではなく、混合転位として存在することが多い。
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