材料強度の寸法効果【材料力学用語辞典】

今回の内容

この材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく説明していきます。今回の用語は「材料強度の寸法効果」です。

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まとめ

• 組成や組織が同じ材料でも、寸法が大きいほど材料の強度が小さくなる現象が「寸法効果」。
• 寸法が大きいと強度が低下する原因には、弱い箇所を含む確率が上がること、大きい欠陥を含み易いこと、応力勾配が変わること、などがある。
• 同じ材料でも結晶粒径などミクロな材料組織が異なると強度が変わる(ホール・ペッチの法則)。寸法の異なる試験結果などを用いる時は、寸法効果とミクロな組織の影響を両方考慮することが重要。

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