複数部材の界面をどう扱う?応力やひずみの不連続な分布を適切に扱いましょう!

zairiki
材料力学からさらに踏み込む有限要素法(FEM)の教室【応用編】
  • 初級編(中級編も推奨)を見終わって、有限要素法(FEM)を使う人向け
  • このシリーズで有限要素法を使いこなそう!

今回の内容

今回はこの教室の9回目として、複数部材の界面の扱い方を紹介します。

再生できない方はこちらからどうぞ

まとめ

  • 複数部材の構造を扱う有限要素法(FEM)では、複数部材の界面の設定は、大きく分けて、①節点を共有する方法と②境界条件で変位を共有する方法がある。 
  • ①は応力やひずみの繋がりを考慮できるが、要素分割や結果評価の手間が増える。②は要素分割し易いが、応力やひずみが繋がらず、特異場などの評価に不向き。
  • 積分点の応力やひずみの値から節点の値に変換するとき、部材内部と界面では変換方法が異なるので要注意。
  • 実際の接合方法を考慮して、界面の適切なモデル化が必要。

関連する内容

前へ ⑨応力特異場をどう扱う?FEMを使うときに誰もが悩むポイントです!

材料力学の教室

材料力学用語辞典

身近な材料力学

HOME

ABOUT ME
生活に役立つ材料力学
生活に役立つ材料力学
材料力学分野の仕事に20年以上従事する博士(工学)が運営しています。
2022年にYoutubeチャンネルを開始し、動画数が増えてきたので探しやすくするために本サイトを開設しました。
ここで紹介する動画以外にもYoutubeには多くの動画が有るので、ぜひチャンネル登録もお願いします。
記事URLをコピーしました