FEMの結果はどの応力で評価すれば良い?適切な応力を選びましょう!

zairiki
材料力学からさらに踏み込む有限要素法(FEM)の教室【応用編】
  • 初級編(中級編も推奨)を見終わって、有限要素法(FEM)を使う人向け
  • このシリーズで有限要素法を使いこなそう!

今回の内容

今回はこの教室の11回目として、FEM結果を評価する応力の選び方を紹介します。

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まとめ

  • FEMの結果評価に使う応力には、各応力成分、主応力、ミーゼス相当応力など様々あり、評価したい現象に合致した応力を用いる必要あり。応力以外が適すケースもある。
  • 応力成分は、評価する応力の方向や破壊モードが決まっている場合や破壊モードを知りたいときなどに適す。
  • 主応力は、最大主応力説に従う脆性材料の破壊など、最大の垂直応力やせん断応力が支配する現象に適す。
  • ミーゼス相当応力は、金属など延性材料の降伏判定に適す。静水圧が影響する現象や方向性のある現象には不適。

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