有限要素法の積分点とは?節点とは別の点で、この点が無いと応力やひずみを計算できません!

zairiki
材料力学からさらに踏み込む有限要素法(FEM)の教室【応用編】
  • 初級編(中級編も推奨)を見終わって、有限要素法(FEM)を使う人向け
  • このシリーズで有限要素法を使いこなそう!

今回の内容

今回はこの教室の4回目として、「積分点」を紹介します。

再生できない方はこちらからどうぞ

まとめ

  • 有限要素法の要素剛性マトリクスを作成する時には、積分点と重みの積を用いて積分するガウス・ルジャンドル積分が用いられる。
  • 要素は積分点数で完全積分と低減積分に分けられる。曲げ変形を1次の完全積分要素で扱うとせん断ロッキングが生じ、低減積分要素で扱うとアワグラスが生じることがある。適切な要素の選定が重要。
  • 変位は節点で求まり、応力やひずみは積分点で求まる。節点の応力やひずみは周囲の積分点の値から求める。

関連する内容

次へ ⑤非線形応力解析とは?有限要素法で扱う様々な非線形の現象です!

前へ ③有限要素法の1次要素、2次要素とは?同じ様に要素分割しても計算精度や計算時間が大きく変わります!

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